ドライブレコーダーを選ぶ時に、最低限知っていて欲しい「基礎知識」と「注意すること」を解説しています。
ドライブレコーダーを購入する時の参考にしてください。
メーカー
最近では、海外ノーメーカーのドライブレコーダーが、ネット通販で安く販売されています。
誰でも、できるだけドラレコを安くすませたいと思います。でも、安いものはやっぱり動作などで不安定です。事故などがあった時に録画できてなかったら、取り付けている意味がありません。
そのため、安定した動作が期待できる国内有名メーカーのドライブレコーダーから選ぶ方が、正直なところ無難と言えます。
ケンウッド | JVCとケンウッドが合併しJVCケンウッドとなった。 知名度や商品の信頼度は抜群に高い。 |
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コムテック | 自動車用電子精密機器の開発と製造。 ドライブレコーダーに関してもトップメーカー。 |
ユピテル | カーナビ以外にも、低価格なドライブレコーダーも販売。 |
パイオニア | 説明不要の大手メーカー。 カーナビでは彩速ナビシリーズを販売。 ナビと連携できるドライブレコーダーもある。 |
セルスター工業 | 今回のメーカーの中では知名度は正直低い。 高機能なドライブレコーダーを販売。 |
タイプ
ドライブレコーダーには、おもに3タイプあります。
フロントタイプ
前方だけを録画するタイプです。
フロントガラス側に取り付けるだけなので、素人でも簡単に取り付けることができます。
前後2カメラタイプ
前方と後方を録画するタイプです。
フロントとリアのガラスにそれぞれにカメラを取り付けます。前方カメラと後方カメラを配線でつなぐ必要があるので、取り付けは少し難しいです。
360°カメラタイプ
360°撮影するタイプですが、本体は1つでフロントガラスに取り付けるだけです。
なので、前後2カメラタイプに比べると、取り付けも簡単です。
モニターと液晶サイズ
ドライブレコーダーにはモニターが付いているイメージがあると思いますが、モニターの付いていないドライブレコーダーもあります。その場合、スマートフォンと無線で接続して、撮影画像を確認する必要があります。
また、液晶サイズも2インチ~3インチと幅があり、見やすさがかなり違います。ただ事故などに合わない限り、ドライブレコーダーの録画内容を確認することはないので、それほど気にする必要はないです。
画像のキレイさ
撮影画像のキレイさは、画素数と解像度で決まります。
画素数が200万画素、解像度がフルHD(1920×1080)以上あれば、高画質と思ってOKです。
もう少し細かくチェックするなら、「夜間撮影にも強いソニー製センサーSTARVISが使われているか?」「明るいレンズ(F値が小さいほど高性能)が使われているか」などもあります。
撮影範囲
撮影できる角度(画角)を表すのに、水平、垂直、対角などが使われます。
水平画角なら110°、対角画角なら130°以上あれば十分な範囲が撮影できます。
駐車監視機能
エンジンを切った後の駐車中も、監視をする防犯機能です。
内蔵バッテリータイプだと、あまり長時間の監視はできないですが、バッテリー直結型であれば、長時間の監視ができます。
GPS
GPS機能があれば、場所だけでなく、日時もGPS衛星から取得できます。
なので事故など起こった時も、正確な「場所」と「日時」を記録できます。
WDR機能/HDR機能
明暗差の激しい状況での、白飛びや黒つぶれを補正する機能です。
WDRとHDRの細かな違いは、少し難しいのでわからなくていいです。この機能があれば、トンネルの出口や逆光でもキレイに撮影できると思っていればOKです。
その他
ボタンの操作性
やっぱりタッチパネルよりも、ボタンタイプの方が操作性は高いです。
ネット通販で購入する場合は確認しにくいですが、実店舗で購入する時は、実際にボタンをさわってみてください。