・「車にカーナビを付けたいけど、選び方がわからない。」
・「はじめてカーナビを購入するから、カーナビのことを何も知らない。」
という人ために、カーナビの基本的な選び方と注意点をまとめています。
純正ナビと社外ナビ
カーナビには「純正ナビ」「社外ナビ」があります。
純正ナビの特徴
トヨタなど自動車メーカーが販売しているカーナビです。
純正ナビには、車の製造段階で取り付ける「メーカーオプションナビ」と、ディーラー(販売店)で取り付ける「ディーラーオプションナビ」があります。
おもな特徴としては、次のようなものがあります。
- 保証期間が長い
- メーカー独自の機能が使える
- 種類が少ない
- 価格が高い
社外ナビの特徴
アルパインやパイオニアなどから販売されているカーナビです。
おもな特徴としては、次のようなものがあります。
- 種類が豊富
- 価格が安い
- ドレイブレコーダーとの連携など最新機能が搭載されている
- 保証期間が短い
正直なところ、よほどのこだわりがない限り「社外ナビ」の方がおすすめです。
理由は、同じくらいの性能の「純正ナビ」と「社外ナビ」を比べた時、やはり社外ナビの方が価格は安くないります。(純正品はなんでも価格設定が高めです・・・)
社外ナビの有名メーカー
アルパイン | アルファードなど人気車種の専用ナビアルパインBIGXなどを販売。 |
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イクリプス | 汎用モデルで価格も安い人気メーカー。 |
ケンウッド | 高音質な彩速ナビシリーズを販売。 |
パイオニア | 高機能なサイバーナビ、購入しやすい楽ナビの2シリーズがメイン。 |
パナソニック | ブルーレイ対応や、アーム式大画面ナビが特徴。 ポータブルタイプのゴリラシリーズも人気。 |
三菱電機 | 独自色が強く、音にこだわりがある人はチェックしてみて欲しいメーカー。 |
ユピテル | ポータブルタイプのナビが人気。 |
車種専用・汎用モデル
カーナビには、車種専用モデルと汎用モデルがあります。
オートバックスなどカー用品専門店だと、目立つところにアルパインのカッコイイナビを展示していると思います。でも、「このナビ欲しいっ」と衝動買いしたらダメです。アルパインは車種専用モデルがほとんどです。
なのでカーナビは、「自分の車に取り付けることができる車種専用モデル」か、「汎用モデル」のナビから選びましょう。
設置タイプ
最近の主流は2つタイプあり、一体型(2DIN)とポータブルです。
一体型(2DIN)
ダッシュボードに埋め込むタイプで、デザイン性に優れています。
最近のカーナビは社外ナビでも後付け感はなく、内装にジャストフィットするモデルがほとんどです。
ポータブル
ダッシュボードの上に簡単に取り付けることができます。
他の車への乗せ換えも、簡単に行えます。
持ち運びができるのもメリットでしたが、今はスマートフォンをもっている人が多いので、そのメリットはあまりなくなりました。
画面サイズと解像度
標準的な画面サイズは7インチですが、最近は8インチ以上の大きな画面が人気です。
また、同じ画面サイズでも、カーナビによって解像度が違います。解像度の値が大きい方が、画面が細かくキレイに表示されます。
TVチューナー
多くのナビではフルセグ対応ですが、安い入門モデルではワンセグのみのカーナビもあります。
ブルーレイ・DVD・CD
ほとんどのカーナビでDVDとCDの再生には対応しています。
ただし、ブルーレイ再生は一部の高機能・高価格ナビしか対応していません。
バックカメラ
大きい車に初めて乗るなら、このバックカメラは必須と思っていいです。
バックで駐車する時、電柱など障害物にぶつかる可能性がグッと下がります。また、駐車するときのガイドナビがでるので、駐車場の枠内にキレイに駐車できます。
Bluetooth
スマートフォンなど外部機器と、無線で接続する機能です。ほとんどの機種で搭載されています。
CDを入れなくても、スマートフォンに保存している音楽を、車内で簡単に聞くことができます。スマートフォンを使っている人には、必須の機能です。
その他機能
その他にも、いろいろな機能があるので紹介します。
個人的には、それほど重視しなくてもいい機能と思いますが、参考までに。(各メーカーが他社と差別化するために、無理に機能として付けているので・・・)
ドライブレコーダー連携
ドライブレコーダーと連携するタイプであれば、カーナビの大きい画面で録画画像を確認できます。
ただ、録画画像を確認するシチュエーションはあまりないので、カーナビを選ぶ時に重要視しなくていいと思います。(よく事故に合うのであれば別ですが・・・)
ハイレゾ音源再生
高音質なハイレゾ音源に対応したナビも増えてきていますが、ハイレゾ音源自体がまだそれほど主流になりきれていないです。
よほど音にこだわりがなければ、気にする必要はないです。
運転サポート
逆走検知や速度超過警告など、地図案内以外にも運転サポートが搭載されるようになってきました。
高速道路の運転に自信がない人、普段あまり運転しない人は、運転サポート搭載ナビの方が事故防止にもなるのでオススメです。